現在は、商談のとりまとめ、新規プロジェクトの立ち上げ、社員のスキルアップや組織強化のための教育プログラムの検討、社内制度の見直しなど、多岐にわたってお仕事をさせてもらっています。
会社経営に関することはまだまだ学ぶべきことが多くありますが、約２０年間システムエンジニアとして活動してきた経験を生かし、エンジニア目線で社員がより働きやすい環境を準備できるよう、精一杯取り組んでいきたいと思っています。

入社は２０年以上前になりますので、OSはマイクロソフト社の「Windows98」が全盛で、インターネットが普及しはじめた頃だと思います。
入社当時のエピソード、、、記憶が補正されているかもしれませんが（笑）、当時は「IT革命」という言葉がありましたし、この業界が華やかに見えた時代でしたが、入社してみると、（想像以上の）地味な作業と（技術の）覚えることの多さにとても苦労した記憶があります。文系出身の自分は特にITスキルを持っていたわけでもないので、とにかく真摯に懸命に積極的に仕事に打ち込みました。ミスも多かったと思いますが、先輩にかなり助けていただいたと思います。本番データの一部を誤って削除してしまって動揺した時に、先輩にデータ復旧作業をフォローいただいた時は感謝で涙が出ました。ただ、そういった経験を積むことができたおかげで今の自分があるのだと思います。

また、当時の子育て時期では「ライフワークバランス」という言葉が世の中にまだ認知されていない時代でした。制度も今のように充実していたとは言えませんが、先輩や同期、後輩のフォローもあって、お休みや作業の都合を調整してもらったりしていましたので、とても助かりましたし、そういった社風が今も引き継がれ、今の会社の制度改善にも繋がっているのだと思います。私の子育て黎明期は、家事もロクにできないダメな夫でしたが、いろいろ家事・子育て経験もすることで、洗濯や料理もできるようになり、子供が育ったころにイクメンになりました。。。共働きの妻には大変苦労をかけましたが、この経験のおかげで、今では子育てに理解ある上司になれたと（勝手に）思っています。感謝しかありません。

日々地道にコツコツと成長しているところだと思います。
「売上高２倍」「M＆Aで事業拡大」といった目立った成長はありませんが、人が財産、と社長が言う通り、人の成長に合わせて事業を拡大し、また人が成長していくサイクルが成立しているところや、ライフワークバランスを意識した会社規則の変更や福利厚生の改善をベースに常に働き方改革を進めているところ、だと思います。私が入社した時と比較すると、会社も２倍以上の規模にはなっていますが、それ以上に働きやすさは格段に良くなっています。
入社する時期を選べたなら「今！」ですね（笑）